ウクライナと日本は心の距離は意外に近い!?
岸田総理は30日、首相公邸でウクライナのゼレンスキー大統領と電話で30分間ほど協議しました。
ロシアが実質的に支配しているウクライナの東部ルハンスク、ドネツク、南部ザポリッジャ、ヘルソンの4州は、ロシアのヤラセ住民投票により、ロシアへの併合が宣言される見通しとなりました。
これを受けて、岸田総理が電話会談を行ったわけですが、日本は実は、ウクライナと心の距離が近いと思っています。
というのも、ロシアと対立しているという意味では、日本もまた、ロシアの敵であるからです。
敵の敵は味方なんて言葉もありますが、ウクライナとしては、NATOには加盟していないものの、ロシアに圧力をかけてくれることを期待して、ロシアとの対立が根深いGDP世界3位の日本と仲良くしたいはずです。
防弾チョキとかみたいに即戦力武器出ないものしか日本は供与できないという意味では、いつでも武器が欲しいウクライナにとって、最大の支援を呼びかけたいのはNATOですが、土地が広いロシアだからこそ、近隣諸外国との対立が深く、こうした国々が結束することがロシアを追い詰めることにつながるのでしょうか。