為替介入が行われたのは歴史的なこと!!
今日は為替介入の話。
今日の経済ニュースはこの話題1択でしょうね。
つい先日、最近は円安が進んできて輸入品の価格が上がってしまっているという話をしました。
日本は食料自給率が低いので、いろんなものを輸入してしまっており、急激な円安でいろんな食品が値上げしてしまったりで生活が苦しくなったと感じる人も少なくないかもしれません。
そこで、最近では、日銀と財務省が積極的に連絡を取り合っているということをメディアにかなり強く報道させていました。
円安は、円をドルに換えることで、将来的にドルを円に換えたときに儲かるといった取引をする人が増えている状況です。ドルを買う人が増えると、円安が益々進むのです。国としては、本来であればこうした報道を見て、人々が「円安止まるかも!?」と早めに勘ぐることで、こうした取引が減って、円安が収まってほしいところでした。
さて、こうした国のPRもむなしく、円安に歯止めがかからず、一時145円を突破してしまったところで、ついに24年ぶりに為替介入が行われました。
もうみんな円をドルに換金する人が多すぎて、円安が進みすぎてるから、国(日本)が大量のお金をドルから円に換金することにしました。
面白いのが、日本はこんな時のためにドルをいっぱい持っているんですね。日本という国は円だけお金を保管しているんじゃなくて、ドルもいっぱい保管しているのです。(正確には帳簿残高だけですが)
このタイミングで為替介入に踏み切ったのは大きな意味がありますが、複雑な話になりますので、詳細はまたの機会に。
ではみなさん、よい3連休を。