政治ニュースdiary

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今の円安は歴史的だ!!!

 最近の為替はドル円が1ドル=約145円まで到達しており、2000年以降、ありえない水準まで円安が進行しています。

 2011年ごろは1ドル=75円くらいまで円高だったので、そう考えると、同じ1万円をドルに換えたとしても、倍のドルがもらえるというすごいことになっていますね。

 円安ってなに?と思う方もいるかもしれませんが、「円高=輸入品が安い」「円安=企業が儲かる」と覚えておきましょう!

 1ドル=〇〇円。の〇〇円が大きくなったら円安です!印象と違うので覚える際には注意しましょう!

 今は円安なので、トヨタみたいな海外に商品をガンガン売っている企業はとっても儲かっています!ぜひトヨタの株買いましょう!(笑)

 一方で、円高の時に輸入品が安いということは、円安の今は輸入品が高いということです!実は日本の小麦は90%近くが海外から輸入しているものなので、パンや麺などの小麦製品を作っている企業は値上げしないと採算が取れない!でも値上げして売れなくなるのはもっと困る!と頭を悩ませていることでしょう。

 

 さて、最近では9月9日に日銀の黒田総裁が岸田総理と為替について会談を行いました。

 これは、最近の為替の変動がとても大きく、国民が経済活動に支障をきたしていることから、「これ以上為替円安になるなよ」というメッセージを強く発信することが狙いです。

 「これ以上円安になるなら、お金の力で強制的に円高にするぞ、つまり、為替介入するぞ」メッセージを発信することで、じゃあ、先に円を買おうかなという人を誘発して、何をするでもなく円高に持っていこうとしたんですね。

 実際に為替介入をするというのは為替市場をゆがめるのでできればしたくないので、こうした「牽制」で為替市場が落ち着いてくれるのが一番ありがたいのです。

 

 とはいえ、円安がなかなか収まりませんので、いつになったら為替が安定するのか、注視していきましょう。